≪にのまりの嵐な小説≫

にのまりが感想を大募集しています!
どしどし感想をお寄せ下さい*^-^*

『相葉先輩、スキです!! 付き合ってください!!』

         ・・・沈黙・・・

『ゴメン。俺、今は誰とも付き合いたくないんだ。』

今日もこんな会話が聞こえてくる、ココは≪嵐★学園≫
相葉先輩は、この学校のSuper★Boy集5人組。 ≪A・RA・SHI≫の1人。
≪A・RA・SHI≫っていうのは、誰かが勝手につけた名前。 それが広がってこう呼ばれてる。
そして、他の4人は・・・

野球部の二宮和也。

陸上部の桜井翔。

サッカー部の松本潤。

合唱部(笑)の大野智。

この4人、この学園でのモテ男たちなのダッ!!
そして、この4人のウラの顔は…。

*****ログなし****

うっわー。つらい(泣)

その5人はダンス部で・・・
そして今日も放課後、部室でいつものようにダンスの練習をしていると、ドアの向こうから

女のコたち:『松本先パァァァイ!!』

相葉:『松潤、呼ばれてるぞ。』

松潤:『ハイハァイ!!』

松潤は部室のドアから外に出た。 『キャァ2』と言われる声が聞こえる。
 “ガチャ” 松潤がドアを開けた。

松潤:『みんなぁ、今日は23コの差し入れだよぉ。 食いきれなかったのはどうする?』

ニノ:『オマエがもらったんだから、オマエが持って帰ろよっ!!』

松潤:『俺1人で持って帰ったって食いきれねぇよ。・・・しょうがねぇな。
    俺が7コ持って帰るから、あとはみんな4コずつな。』

大野:『俺ダイエット中だから、翔クンあげる。』

翔:『ワガママ言うなヨ。 何でみんなそんなに人がいいんだよ。
   毎日2、20コも30コももらって1コも捨ててねぇし。』

ニノ:『そういう翔クンだって全部毎日持って帰ってるクセに。』

翔:『・・・・・。』

そうしていると、“コンコン”と誰か部室のドアをノックした。

 

“コンコン”

翔:『俺、出るわ。』

そう言って翔がドアを開けると、そこには顧問のサンチェ先生が立っていた。
“サンチェ”というニックネームは誰が付けたか分からないが、生徒はみんなそう呼んでいた。

翔:『サンチェ先生。』

サンチェ:『今日は大事な知らせがある。 ちょっとオマエらココに座れ。』

みんな、静かに先生の前に座った。

サンチェ『実は今度の大会だが・・・この大会に出れるのは、4人だけなんだ・・・・・。』

みんな、沈黙した。

サンチェ『だから、1人だけ次の大会でマネージャーの役目をするんだ。』

ニノ:『先生、そこんトコ、どうにかなんないっスか!?』

サンチェ:『もし意地でも5人で出たいのなら、この大会は諦めるしかないな。』

相葉:『でも、最後の大会なんデスよ!!』

サンチェ:『だから、誰か1人にマネージャーをやってもらうしかないんだ。』

翔:『・・・どうする!?』

『おまえら出ろ。俺がマネージャーやる。』
そう言ったのは!?!?

 

そう言ったのは、翔くんだった。『どうする?』と言ったあと、すぐにこう言ったのだった。

相葉:『そんな、翔くん遠慮しなくっていいよ! 翔くんはこの中でもズバ抜けてダンスうまい
    じゃんか!!』

ニノ:『そうだよ。 じゃあ、俺出ないよ。』

翔:『んなこと言うんじゃねぇよ!』

 翔が大声を出して言った。

翔:『俺だって出てぇよ!! 最後の大会なんだ。 でも、4人のメンバーを決めることで、この
   メンバーがバラバラになるのがイヤなんだ!! だから、俺が辞退する。 おまえらには
   出てほしいんだよ! ワルで、誰も近寄ってこないくらい俺に“体育でのダンス、超うま
   かったよ。よかったらウチの部に来なよ。大歓迎するよ”って言ってくれて、俺にダンス
   の楽しさとか友達の良さとか教えてくれたのはオマエらだった。 だから、俺は4人に、み
   んなに出てほしいんだよ。 これが俺の感謝の気持ちだと思って・・・』

 そう言ったトキ、松潤が翔を殴った。

松潤:『翔くん、ズルイよ・・・そういうのズルイよ。 本当は出たいんでしょ。
    翔くんは必要なんだよ。この部に必要なんだよ。』

 松潤は涙目になった。

大チャン:『こうなったら、サンチェ先生に決めてもらおう。 それしか方法が・・・』

松潤:『俺が出ない。 俺は、みんなのダンスが好きだから・・・。 みんなのダンスを支えたい。
    だから・・・。先生、俺、マネージャーやらせてください!!』

サンチェ:『松本!!』

サンチェ:『本当にいいのか!?松本。』

相葉:『松潤、本気かよ!?』

 松潤は顔をあげて

松潤:『いいの。 俺がやるんだから。 さぁ2、ほら練習始めよっ!』

 4人は重い腰をあげて練習を再開するために鏡の前に歩いていった。
 そして、大会で踊る≪BOYS≫が流れ出した。

松潤:『ほらほらぁ。動き遅いよぉ!!』

ニノ:『大会まではマネージャーも一緒に踊れよ!!』

 松潤はニッコリ笑って、4人の中に入っていった。

 

あれから何日が過ぎただろう・・・ 俺たちは大会へ向けての最後の追い込みに入っていた。

松潤:『大チャン! まだ休憩の時間じゃないよっ!ほら頑張って!』

大野:『でも、もう疲れたよぉ・・・』

松潤:『ダメダメ! まだみんな頑張ってるだろ。』

ニノ:『松潤、大ちゃんバテ気味だから水だけでも飲ましてやって。』

 ニノが踊りながら言った。

松潤:『じゃあ、特別だよ。 はい、アクエリ。』

 そうしていると、サンチェ先生が入ってきた。

サンチェ:『松本、おまえも今日から、みんなに追いつくように練習しろ!』

松潤:『でも、僕、今度の大会には・・・』

サンチェ:『参加人数の枠が5人になったんだ。 おまえも出ろ!』

 

松潤:『えっ・・・マジっスか!?』

サンチェ:『ウソなんかつけるかっ。ほら、とっとと練習しろっ。』

翔:『松潤っっ!! やったなぁ!!』

 翔がそう言うと、ダンスを止め、4人が松潤の周りに集まってきた。

ニノ:『やったな!! 松潤っっ!!』

 そして松潤をいれてまた練習を始めた。 そこで相葉に異変が起きた。

 

松潤も含めてのダンスレッスンを始めたその時だった。 相葉が足をおさえながら座った。

翔:『相葉ちゃん、どうしたんだよ。』

相葉:『なんか。足がおかしくって・・・肉離れかも。 イテェ・・・。』

ニノ:『マジかよ。 松潤、アイスノン持ってきて!!』

大野:『ヘタな処置する前に養護(保健)の先生呼んだほうがいいと思うよ。呼んでくる。』

ニノ・相葉:『ゴメン。大チャン。』

 相葉の足はひどく腫れていた。

翔:『なんでもっと早く言わなかったんだよ。 大会出れなくなるぞ。』

相葉:『松潤と久々に一緒に踊るからはりきっちゃって・・・そのちょっと前からオカシイって思っ
    てたんだけど、筋肉痛だと思って痛みこらえてたらガンガン痛くなってきて・・・』

 すると、サンチェと養護の先生が現われた。

養護:『相葉君、大丈夫!? 見せてごらん。・・・・・ひどく腫れてるわねぇ・・・。』

サンチェ:『どうだ!? 立てるか!?』

相葉:『う、うん・・・多分・・・・・。』

 

 翔と松潤の肩につかまって相葉はやっと立てた。
 そのまま3人と先生2人が出て行く様子を大野と二ノはじっと見ていた。

二ノ:『相葉ちゃん・・・マジで大丈夫かなぁ・・・せっかく松潤が出られるようになったのに・・・』

大野:『うん・・・。』

 その頃、保健室では・・・

相葉:『イッテェ・・・イテテテテ・・・。』

養護:『湿布と包帯しとくわね。 今からでも家に帰って病院に行った方がいいわ。おうちには誰
    かいるかしら!?』

相葉:『ウチ、中華料理屋だから、たぶん手が離せないと思う。この時間帯、お客さん多いし・・』

サンチェ:『俺が送っていきますよ。 先に病院に連れて行きます。』

養護:『そうしてくれると助かるわ。』

翔:『相葉ちゃん、立てるか!?』

 相葉は立ち上がろうとした。

松潤:『あぁぁ・・・無理しないで。ほら、俺と翔くん肩貸すからさ。』

相葉:『わりぃ。』(=悪い)

 そして、外に出ると・・・

女のコ達:『相葉先ぱぁぁいっっっ!!』

相葉:『あっ・・・。』

 相葉は誰かいるのに気づいた。そして、女のコ達に見向きもせず、そっちを見ていた・・・。

女のコ達:『相葉先輩大丈夫ですかぁ!?』

 そんな声も耳にせず、その後ろにいる1人の男のコを見ていた・・・

 

  相葉が見ていたその男のコは、星(ほし)高のダンス部、Jr.Clubの生田だった・・・。

生田:『相葉くん、久しぶりっ。』

相葉:『斗真・・・おい元気かよぉ!!』

 相葉と松潤と二ノは斗真がダンス部ができるまで、一緒のダンス教室に通っていた。
しかし、2年前生田は転校してしまい、その後、この学校にダンス部ができた。

生田:『サンチェ先生、お久しぶりです。』

サンチェ:『生田ぁ。元気だったか!?』

生田:『はい。向こうのダンス部で部長になりました。・・・それより、相葉クン、その足どうした
    の!?包帯・・・』

相葉:『肉離れ起こしちゃったみたいで、これから先生と病院行くんだ。』

生田:『そうなんだ・・・。 相葉クンたちは今度の大会出るの!?』

相葉:『うん。 最後の大会だし。二ノも松潤も出るよ。』

生田:『それなら、俺、ココのダンス部、1番のライバルだと思って練習ガンバルから、覚悟しといてよ。』

相葉:『あぁ。 それよりお前んトコの大会のメンバーって誰!?』

生田:『山下、長谷川、風間、亀梨、俺。 知らないと思うけど・・・。』

サンチェ:『じゃあ、そろそろ行くぞ。 生田、お前、二宮と松本に会いたいんだったら部室場所
     聞いて行け。 今度、合同練習でもしような。』

生田:『はい。じゃあね。相葉クン、先生。』

 そして生田は部室をのぞくことなく、帰っていった。
 5人はこの生田たちのJr.Clubの手強さをまだ分かっていなかった・・・

 

  相葉を見送った後、練習を切り上げ、みんなで話をしていた。

松潤:『そういえばさぁ・・・俺たち、もうこの部の練習ばっかり来てて、ちゃんとした部活行って
    ないナァ・・・。俺、サッカー部だけど、もう幽霊部員だもん。』

二ノ:『うん。ココっていい加減さぁ、 ≪カケモチだけ可≫の部じゃなくて、ちゃんとした部に
    ならないのかね。 俺、ハッキリ言って野球部よりこっちの方が楽しいし。』

翔:『俺もそう。』

大野:『サンチェ先生に頼んでみる!?』

翔:『オォ!いいねぇ!さすが部長!! ほら、先生んトコ行ってきな!』

二ノ:『相葉ちゃん乗せて病院行ったじゃぁんっっ。 翔君、見送ったでしょ。(笑)』

翔:『そういえば、さっき相葉チャンと先生が話してるの聞いたんだけど・・・っていうか聞こえた
   んだけど、お前ら、≪生田≫ってコ知ってる!?』

松潤:『えっ!!斗真がどうしたのっっ!!』

翔:『なんか、≪斗真ぁ≫とか言ってたぜ。』

二ノ:『マジでぇ!? 斗真来てたの!? あいつ、顔出してきゃいいのに。』

大野:『急ぎだったんじゃないの!?』

二ノ:『そうかなぁ!?』

翔:『また来るんじゃねぇの!? そしたらゆっくり話せばいいじゃん。』

二ノ・松潤『そうだね。』

 その頃、生田は電車に乗って、星高に帰っていく途中だった・・・

 

  生田はリュックからケータイを出し、どこかに電話をかけた。

生田:『あぁ。山P。あのさ、今アラ学(嵐学園の通称ね。)見てきたんだ。
    俺の友達、ケガしてた。 多分、相当な練習してるんだと思う。』

山下(電話):『でも、ケガしてるんだろ。じゃあ、勝てるんじゃん!?
       人数だけでも、ダンスの見せ方って変わるモンだしさ。』

生田:『人数なんて関係ねぇよ。 それに、友達だし、一緒に戦いたいんだよ。
    だから、不都合っちゅーわけ。 闘争心も少し消えちゃうしさ。』

山下(電話):『でも、その人、うまいの(ダンスが)!?』

生田:『うん。俺と一緒のダンススクールに通ってたトキもうまかったからさ。』

山下(電話):『ふぅーん・・・。待って、亀に代わる。』

亀梨(電話):『もしもし!? もしかしてさぁ、アラ学って二宮君いる!?』

生田:『なんで、おまえ二ノのコト知ってんだ!?』

 

亀梨(電話):『あのね、俺と二宮君、同じリトルリーグ(野球チーム)にいたの。二宮君は中3になって 
        辞めちゃったんだけどね。 このあいだOB会があって、その時会って話したんだ。
        そしたらアラ学でダンスやってるって言ってたから。 そうかなぁって思って。』

生田(電話):『へぇ・・・そういえば二ノも野球してたんだよなぁ・・・。』

 その頃、アラ学では、サンチェ先生が部室に来ていた。

サンチェ:『相葉は、ねんざみたいだ。 1週間ほど練習に参加できないそうだ。 その間、おま
      えらでしっかり頑張れよ。』

大野:『でも、ねんざですんでよかったよぉ・・・』

二ノ:『ほんとだよね。 1週間ですむみたいだし。』

サンチェ:『それと・・・お前ら星高知ってんな。 その星高の生田がさっき来たんだ。』

翔:『ほらぁ!やっぱりぃ!!』

二ノ・松潤:『マジでぇ!!』

サンチェ:『今度、相葉が戻ってきたら、そこと合同練習するぞ!! 星高はなぁ、お前らは知ら
      ないかもしれないけど、おととし全国大会に出たんだ。 去年は事情で参加できなか
      ったが、今年またすごい力を出してくるに違いない。』

松潤:『えぇっっ!星高ってそんなに強いのぉ!? サッカーは弱かったのに・・・』

サンチェ:『バカ。 前は星高といえばダンス部って言われてたんだぞ。』

4人:『へぇ〜・・・』

サンチェ:『そこのコーチのSAMさんはプロのダンサーだ。 それにウワサでさっきココに来た
      生田には特に力を入れてるらしいからな。』

二ノ:『えっ!? 斗真っ!? マジ!?』

大野:『本当にそこと合同練習するんですか!?』

サンチェ:『あぁ。 さっき生田ともそんな話を・・・』

4人:『マジでぇ!!』

 その頃、相葉は自分の部屋のベッドで寝ていた。

相葉ママ:『雅紀ぃ!お客さんよぉ。 今そこまでお連れするわね。』

相葉:『うん。』

 “コンコン”とドアをノックする音がした。

相葉:『どうぞ。・・・あのぉ、失礼ですが・・・』

 入ってきたのは相葉も見たことのない浅黒い男性だった。

男:『私、星高のダンス部のコーチのSAMですが、雅紀くんですよね。』

 その男は星高のダンス部のコーチ、SAMだった・・・

 

相葉:『何の・・・御用でしょうか!?』

SAM:『君は今の嵐学園のダンス部には満足してるの!?』

相葉:『・・・えっ!?』

SAM:『君ほど実力のある子が、あそこ(アラ学)ではもったいないよ。
     ウチの高校は、ダンス推薦っていうのがあって、ダンスのうまい子は、君も知ってると
     思うけど、ダンスの大会で全国No.1の≪ジャニ大学≫に推薦で入れるんだ。』

 ジャニ大学は相葉の目指している大学でもあった・・・相葉は大学でもダンスをしたいと思っていた。
 どうせやるならジャニ大学と決めていたほどだった。 しかし相葉の今の学力では、ムズかしかった。
 しかも、嵐学園の≪ダンス部≫にはダンス推薦なんてものは存在しなかった。

SAM:『ウチの高校だけの特典なんだよ。 ウチの校長とジャニ大の校長は古くからの知り合いでね。』

相葉:『・・・・・。』

SAM:『今のダンスには満足していないんだろ。 ウチのダンス部に来ないか。 
     もちろん今回の大会は嵐学園の生徒として参加してもらってもかまわない。
     その大会が終わってから、転入ということになるんだけどね。 もちろん、転入した
     後の大会には出てもらうつもりだ。 もちろん、個人でね。 グループでの大会は今回
     のが最後だし。・・・・・どうだい!?』

相葉:『・・・・・・。』

 そして、重い口を相葉が開いた。

 

相葉:『・・・俺、星高に・・・転入します・・・』

SAM:『よく言ってくれた!ありがとう。』

 それから1週間、相葉の復帰の日がきた。朝、相葉のクラスには4人共来ていた。

松潤:『相葉くん!復活おめでとう!相葉クンのためにアイスノンいっぱいあるヨッ!』

二ノ:『よかったヨォ。もう腫れてないし。 安心だね。これでウチの部も』

大野:『うん。これで5人でこのダンス部を本格的な部活にしてもらうぞ!カケモチだけ可の部
    じゃもうイヤだしね。 相葉ちゃんもいい?』

翔:『もちろんに決まってんじゃんか!なぁ、相葉!』

相葉:『う・・・うん。』

 相葉はこわばった顔で小さくうなずいたのだった。 
 そして放課後、部活の時間になった。相葉はまだ転入することを4人に言い出せないでいた。
 すると、窓から外を見ていた二ノが

二ノ:『あぁっ!あれ、SAMじゃん!?星高のコーチのSAMさん!』

大野:『ホントだぁ。 何しに来たんだろ? 練習試合のコトかなぁ!?』

 相葉の表情はかたくなった・・・。

 

 職員室

サンチェ:『あっ、SAMさん。』

SAM:『急にすみません。 お話したいことがありまして。』

 そうすると、サンチェは応接室にSAMを案内した。 2人は部屋の中に入った。

サンチェ:『まぁ、座ってください。』

 そう言ってサンチェはソファに手を向けた。そして、SAMは荷物を置き、座った。

サンチェ:『早速ですが、今日はどのような御用事で?』

SAM:『もう生徒さんご本人から聞いてるとは思いますが、どうでしょう?』

サンチェ:『えっ!?あの、何のことでしょう!?』

SAM:『こちらの生徒さんの相葉雅紀君の転校のことですよ。
     うちの学校に転入して、そしてダンス部に入ってくれると本人が・・・。』

サンチェ:『えっ!? そんなの聞いてないっスよ。 ちょっとお待ちください。』

 サンチェは急いで階段を駆け上がった。
“バン!”と大きなドアを閉める音がして、5人は目を丸くした。

サンチェ:『おい。相葉、俺は聞いてなかったぞ! 何で転校のこと言わなかった!』

 5人の表情が一気にかたくなった・・・。

サンチェ:『何で、星高に行くんだ。この学校に何か不満があるのか。
      何でも話してみろ。俺でできることがあればするから!』

相葉:『・・・・・。』

松潤:『答えてよ。相葉クン!』

 すると、翔がガツガツと足音をたてて相葉に近寄った。

翔:『答えなきゃ分かんねぇだろっ!! 何でよりにもよってライバルの星高に・・・。』

大野:『とりあえず、ワケ話してよ。』

 

あらすじ:相葉の転校の理由は・・・

相葉:『俺は・・・ずっとジャニ大に行きたかったんだ。 みんな知ってるだろ。
    あそこに入るのを目標にいろいろ頑張ってきたんだ。・・・けど、俺の成績は上がらなくっ
    て・・・そしたら、星高には≪ダンス推薦≫っていうのがあるって聞いて、しかも俺だった
    らダンス推薦してくれるし、ソロで大会にも出させてくれるって言うし・・・・・。
    だから・・・俺は星高に転入しようって思ったんだ。どうしても、ジャニ大に行きたいから
    ・・・・・。』

全員:『・・・・・。』

大野:『うん・・・分かったよ。相葉チャン。』

二ノ:『理由がこの部に満足してないとかじゃなくて安心したよ。
    俺らのせいで辞めるんじゃなくて・・・・・。』

松潤:『俺、応援するよ。ちょっとサビシイけどね。』

 翔が相葉の近くに寄ってきた

翔:『相葉、俺は許さねぇぞ・・・。』

相葉:『・・・・・。』

翔:『なんで・・・なんで俺らんトコから離れてくんだよ!!
お前だってもうちょっと頑張ればジャニ大に行けんじゃんかよっっ!!』

相葉:『・・・ジャニ大だって、他の大学にだって入れる頭のいい翔くんには俺の気持ちなんか
    分からねぇんだよ!!』

翔:『・・・・・フザけんなよ。俺だって努力して勉強してんだよ!!』

相葉:『俺だってそうだよっ!!でも、このあいだの三者面談のトキに担任に≪もう無理
    だから志望校変えろ≫って言われたんだよ!!』

松潤:『2人ともやめなよ!』

翔:『それで諦めんのかよ!そんなのお前らしくねぇよ!
   ・・・・・もうおまえとは絶交だからな!』

相葉:『あぁ。俺だってもう大会終わったら転入するんだし。』

 

 次の日・・・もう大会まであと7日、ちょうど1週間がせまっていた。
 部室には大野と松潤と二ノが来ていた。

大野:『このままじゃダメだよ。いいダンスも踊れないよ。何とかしないと。』

二ノ:『うん。あの2人にも早く仲直りしてもらいたいし・・・。』

松潤:『今回のケンカ、今までの中で1番ヤバイじゃん。俺たちどうすれば・・・。』

 “カチャ”部室のドアが開いた。翔が厳しい表情で入ってきた。

翔:『練習始めようぜ。』

二ノ:『まだ相葉ちゃん来てないんだよ。』

翔:『んな奴ほっとけよ。 どーせ辞めるんだしさ。』

松潤:『大会終わるまでは同じダンス部のメンバーなんだよ。』

翔:『あんなのメンバーとか仲間とかって言えっかよ。』

大野:『それはないんじゃないの。』

翔:『なに!?大ちゃんまで相葉の味方するわけ!?』

大野:『俺はどっちの味方でもないよ。でも、翔くん言い過ぎだよ。』

翔:『・・・・・。』

大野:『いいかげん仲直りしてよ。星高に行くことだって相葉ちゃん本人がいいと思って決めた
    ことなんだから・・・応援してあげてよ。』

 緊迫した空気が4人の間に流れた・・・。

翔:『俺だって・・・喜んで≪ガンバレ≫って言ってやりたいんだよ。けど、相葉が離れるのがイヤ
   だから喜べないし、あぁいう風に言ったんだ。相葉の気持ちが変わるかもしれないしさ。
   ・・・俺、ハッキリ言って、みんなの方がおかしいと思った。何で止めねぇんだって。
   喜んで≪行ってこい≫って・・・。バカじゃねぇの!偽善者ぶってヨォ!』

 二ノが重い口を開いた。

二ノ:『俺だって・・・相葉ちゃんには星高には行ってほしくないよ・・・・・。
    けど、もう相葉ちゃんが決めたことなんだからどうにもなんないじゃん。』

大野・松潤:『俺だって・・・。』

翔:『・・・・・。俺も相葉ちゃんへの理解がなかったかもね。』

 と、翔がドアの方を見た。 小さな窓から頭が見えた。

翔:『相葉だろ。入れよ。』

 すると、ドアが開いて相葉が入ってきた。

相葉:『ゴメンね。俺のことでいろいろ悩ませて・・・みんな、翔くん。』

 相葉はドアの前でみんなの話を聞いていたのだった。

翔:『俺こそゴメンな。 友達なのに何にも分かってやれなくて・・・。』

松潤:『練習、始めよっか。あと1週間だよ!ほらほら!』

 そうして、またダンスの練習を5人で始めた。
 1時間後・・・・・校門には5人の男の子が立っていた。

亀梨:『ここがアラ学かぁ。』

長谷純:『なんかフツーの学校じゃん!?』

風間:『うん。ウチんトコとそんなに変わらないじゃん。』

山下:『早く向こうのダンス部のダンス見てみたいな。』

生田:『じゃあ、行こうか。』

 

星高の5人:『よろしくお願いしまぁっす!』

アラ学の5人:『よろしくお願いしまっす!』

二ノ・相葉・松潤:『斗真ぁぁぁvvv』

生田:『二ノォ!まつじゅぅん!相葉ちゃぁぁん!会いたかったよぉぉぉ!』

 そして相葉・二ノ・松潤の3人は生田を囲んでギューッと抱きしめた。

生田:『く・・・くるちぃぃ・・・』

 サンチェ先生が手をパンパンと叩き

サンチェ:『オイ!自己紹介しとけ。俺はここの部の顧問のサンチェです。』

相葉:『相葉雅紀です。3年です。ニックネームは相葉ちゃんですvもうすぐそっちに転入します
    。覚えてくださいv』

二ノ:『ニックネームまで言うなよぉ(笑) 二宮和也です。3年っス。』

松潤:『松本潤です。 ≪まつじゅん≫って呼んで下さいv3年です。』

翔:『桜井翔。3年っス。よろしく。』

大野:『部長の大野智です。』

二ノ:『・・・・・それだけ!?』

大野:『・・・(小さくうなづく)』

生田:『じゃあ、こっちも。部長の生田斗真です。』

山下:『山下智久です。』

長谷純:『長谷川純です。松本君とニックネーム似てるんスけど、≪はせじゅん≫です。』

風間:『風間俊介です。得意なダンスはソーラン節です!』

松潤:『金八の健次郎に似てるよね!?』

風間:『よく言われますぅ(笑)』

亀梨:『亀梨和也です。二宮くん、覚えてます!?』

二ノ:『亀梨じゃぁんっっ!覚えてるよぉ!もちろん☆』

 そして、翔が切り出した。

翔:『さっそく、合同練習始めねぇ!?なぁ、相葉。』

相葉:『うん。』

 2人はお互いを見てニコッと笑った。

生田:『何から始めます!?』

大野:『取りあえず、お互いの学校のストレッチとかそういう準備体操系を一緒に・・・。』

 翔の掛け声に合わせて、準備体操を始めた。お互いの学校の準備体操を体験した。

山下:『そろそろ、踊りません!?』

松潤:『そうだね。どうする!?今までやってたのを見せる!?大会のは見せられないし。』

 大会のダンスを見せると、ネタバレみたいなものなので、大会のときに不利になる。

生田:『じゃあ、うちらから踊りますよ。≪HORIZON≫やろうぜ。』

 大野が持ってきたCDラジカセに亀梨がカセットを入れた。
 音楽が始まると、5人の目の色がサッと変わった。
 彼らのダンスは・・・はるかにアラ学を超えていた・・・。
 5人はかたまった・・・。

 

翔:『・・・俺ら・・・負けるかも・・・』

二ノ:『こいつら・・・うますぎ。』

相葉:『・・・俺、この学校行く・・・んだ・・・』

大野:『キレがいいよね。』

松潤:『なんか感動する・・・スゴイ・・・』

 そして約3分続いた星高のダンスは終わった。拍手をしながら不安になっているアラ学の5人に
 生田はこう言った。

生田:『次、お願いします。早くアラ学のダンス見たい!』

亀梨:『俺も。』

 そして、大野は≪A・RA・SHI≫をかけた。この曲は、軽音楽部からダンス部にプレゼント
 されたモノだった。
 真剣に見る星高の5人・・・。相葉は生田の口がこう動いたのを見た。
            ≪カテルナ。≫

 そして、≪もう帰らないといけない≫と生田が言うので、今日の合同練習は終わった。

 星高の帰りの電車では・・・

山下:『見た!?生田クン。』

生田:『山下はどう思った!?』

山下:『チョロイ。勝てるね。』

亀梨:『相葉くんって足ケガしてたんでしょ。問題はその分のロスだよね。』

風間:『ダンスのチームワークはあんまりよくなかったよね。』

長谷純:『問題は、これからあそこがどれだけうまくなるか。』

生田:『もし、うまくなったら戦いがいがあるんじゃない!?』

 

あれから何日がたっただろう・・・大会まであと1日になっていた。
星高との合同練習から、今までの倍の練習をした。そして星高に負けないくらいの力をつけた。
大野は職員室に向かっていた。

大野:『失礼します。・・・サンチェ先生、校長先生、お願いがあります。』

校長:『なんですか!?』

サンチェ:『どうした!?大野!?』

大野:『あの・・・急なんですが、ダンス部を・・・かけもちだけ可の部じゃなくて・・・ちゃんとした
    部にしてほしいんです!!』

サンチェ:『どうしてだ!?』

大野:『明日を最後に相葉がいなくなります。だから、その前に・・・・・。』

 校長先生とサンチェは何か言葉を交わした。

校長:『・・・いいでしょう。ただし、今度の大会でのダンスで私を感動させられなかったら
    またかけもち可の部に戻しますよ。』

大野:『はい!ありがとうございます。』

 大野は階段を駆け上り、部室まで走った。ドアをバン!と開けた。

二ノ:『大チャンじゃぁん。ビックリしたぁ。』

大野:『本格的な部になったよ!』

4人:『マジで!?やったぁ!!』

大野:『でも、今度の大会で校長を感動させられなかったら、またカケモチ可の部に戻るんだ』

4人:『・・・。』

大野:『頑張ろう!!』

4人:『うん!』

翔:『特に相葉は悔いの残らないようにな。』

相葉:『オォ!』

 そして、次の日・・・大会の日になった・・・。

 

松潤:『♪あらしぃ!あらしぃ!ふぉ どぅりぃぃぃぃぃむ!!!』

5人:『イエェェェェェイ☆☆☆』

相葉:『はぁぁいっvvv俺、ボンジョビいきまぁすっっvvv』

サンチェ:『うるせぇ!静かにしろっっ!!』

 ここはバスの中、もちろん通信カラオケもついていない。バスの中にあるマイクを使っての
 アカペラカラオケだ。

サンチェ:『すいません。運転手さん。コイツら中身は幼稚園生なんで(苦笑)。』

運転手:『いいんですよ。若いことはいいことですから』

 数分後、相葉のボンジョビ、二ノのSMAP、翔のV6、大野の演歌の歌が歌い終わった頃・・・
 とうとうバスは会場のホールについた。

サンチェ:『ほら、ついたぞ。荷物持って下りろ。運転手さん、ありがとうございました。』

5人:『ありがとーございましたっっ!!』

運転手:『いえいえ、頑張ってきてくださいね。』

5人:『はいっっ!!』

 そしてバスを下りた5人の前には大きいホールと大会に出場するライバルたちの姿があった。

二ノ:『とうとう・・・だね。』

他の4人:『うん・・・。』

 そうして、5人は楽屋に案内された。たくさんの学校が使うので5校で1部屋、共同で使うの
 だ。 そして5人は楽屋のドアを開けた。

大野:『嵐学園でぇす・・・よろしくお願いします。』

他校の生徒A:『あっ、アラ学だぁ!よろしくお願いします!』

他校の生徒B:『初出場なんだろ!? めずらしいよな。3年だけだろ。メンバー。』

松潤:『・・・はい。』

翔:『荷物置いて、ちょっと出ようぜ。』

 ガチャン!翔はドアを閉めた。

翔:『(小声で)むぅかぁつぅくぅぅぅぅぅ!!』

松潤:『(小声)あの言い方ってさぁ≪おまえらはダメだ≫って言ってるモンじゃん!?』

翔:『だよなぁ。しょっぱなからケンカ売るなっちゅーのっっ!』

 すると向こうから大会の役員さんが向かってきた。

役員:『嵐学園の生徒さんですか!?』

5人:『はい。』

役員:『そろそろ衣装への着替えをお願いします。』

5人:『はい。お世話さまです。』

相葉:『とうとうだね。』

翔:『気合入れていくぞ!』

 

 そして、楽屋に入り、5人は衣装に着替えた。色違いでおそろいのジャージだ。

大野:『なんか、≪何とかレンジャー≫みたいじゃない!?』

二ノ:『アハハハ!うん。んな感じ。』

 そしてドアから役員さんが入ってきた。

役員:『嵐学園のみなさん、そろそろホール裏へ来てください。スタンバイになります。』

翔:『とうとうだなvvvドキドキだぁvvv』

相葉:『行こう。』

松潤:『あぁぁぁ!キンチョーーーー!!』

 そして5人はホール裏へと歩いていった。 ホール裏へつくと、スタンバイしてる学校が2校あった。
 それから3分、1校が本番をむかえ、そして終わり、もう1校も舞台へ上がっていった。

翔:『円陣組んじゃう!?』

他の4人:『組んじゃう2!』

翔:『ブルンブルン!!』

他の4人:『ブルンブルン!!(笑)』

二ノ:『部長からの言葉、どうぞ!』

大野:『今までの練習の成果を発揮して頑張ろう。相葉ちゃんは特に悔いのないように!!』

松潤:『メッチャ普通(笑)』

相葉:『みんなでの最後の大会!1位取るぞ!!』

5人:『オーッ!!』

 そして、前の学校のダンスが終わり、アラ学の出番になった・・・。

・・・・ちょーいいところじゃない?
ログ足りない・・・?(;;)

あらすじ:第1位は…

アナウンサー:『第1位は…夕霧学園ダンス部です。』

 メンバーは≪はぁっ…≫とため息をつくしかなかった。
 隣の席にいた相葉に翔は目で≪まぁ、俺ら頑張ったよ≫と訴えていた。

アナウンサー:『初出場の学校の中で最も健闘した学校に送られる≪健闘賞≫は
        嵐学園ダンス部です。』

 ガタッ!と松潤が立ち上がった…。大野はア然としていた。
 翔も二ノも相葉も目を丸くしていた。

アナウンサー:『嵐学園の代表者の方、舞台へお願いします。』

二ノ:『大チャン、ほら。』

大野:『松潤・・・行ってきなよ。』

松潤:『大チャン、部長なんだから。』

大野:『いいから。松潤、参加人数5人に増えるまでいろいろ頑張ってくれたじゃん。』

 松潤は何も言わず、大野を見つめた。

大野:『いいから。行ってきなよ。』

松潤:『大チャン…。じゃあ。』

 そう言って松潤は舞台に上がり、賞状とトロフィーをもらってきた。
 その姿を4人は笑顔で見ていた。
 
 そして、帰りのバスに乗り込んだ。 

 

松潤:『では、相葉クンの星高での健闘と俺らの≪健闘賞≫を祝って…』

5人+サンチェ:『かんぱぁぁぁいっっ!!』

二ノ:『松潤、なんかどっかの結婚式のスピーチみたい。』

翔:『あっ、それ言えてる(笑)。』

相葉:『どーもありがとうございます!』

大野:『まぁまぁ、相葉チャン…』

松潤:『オレンジジュースなトコがお子ちゃまじゃん(笑)!?』

二ノ:『確かになぁ(笑)。』

 運転手さんが話し始めた。

運転手:『転校するんですか!?』

サンチェ:『えぇ、そうなんです。』

運転手:『そうですか。ツライですね。別れが。』

サンチェ:『えぇ。』

 5人はシーンとなった。 そうだ、これで相葉とはずっと一緒にいられなくなる。

翔:『ちょいマジメな話になっちゃうけどさ・・・』

4人:『うん。』

翔:『マジで転校すんのかよ、相葉。やっぱり気持ちは変わんない!?』

相葉:『…うん。もう手続きも済ませちゃったし…。』

松潤:『頑張ってよ!相葉くん!』

相葉:『ありがと。松潤。』

二ノ:『ソロ踊るんだろ!?時間あいてたら見にいくから』

相葉:『ありがと。二ノ。』

大野:『がんばれよ。』

相葉:『うん。』

 そうしているうちにバスは学校に到着した。
 運転手さんにお礼を言って、5人とサンチェはバスを下りた。

サンチェ:『じゃあ、これで相葉ともお別れだな。頑張れよ。向こうでも。』

相葉:『今までありがとうございました。』

翔:『俺ら…これからも…友達…だよな!?』

相葉:『俺は最初っからそう思ってたけど(笑)。』

二ノ:『そうだよなぁ。』

松潤:『またヒマになったら遊びにきなよ。』

相葉:『うん。』

大野:『円陣組んじゃう!?』

4人:『いいねぇ!』

 そして4人は円陣を組んだ。

大野:『相葉雅紀の健闘を祈って…』

翔:『相葉、ひとこと。』

相葉:『忘れないからな。忘れるなよっ!』

4人:『うん。』

 相葉は転校していった。
 俺らは校長先生から本格的な部にしてもらえることになった。
 校長先生はすごく感動してくださったそうだ。
 俺らはそれから1週間後、部活を引退する形となって、受験一本になった。
 転校して2週間…やっぱり相葉は帰ってこなかった。
 ある日、俺らは放課後サンチェ先生に呼ばれて、部室にいた。

翔:『なんだろうな。』

松潤:『あれじゃん!?部員いなくなっちゃったから、本格的な部になるのは来年まで持ち越し
    になった…とか。』

二ノ:『そうだよな…よく考えれば俺ら、あの大会で引退だったのに、それでも部にしてほしい!
    って頼んじゃったんだもんな。』

大野:『本格的な部として活動したのはたったの1週間だったもんね。』

 するとサンチェが部室に入ってきた。

サンチェ:『お前ら、やっぱり引退取り消しだ。あと1ヶ月、発表の場はないけど、活動しろ。』

翔:『えっ!?なんで。』

サンチェ:『入ってこい。』

 4人はドアの方を見つめた。誰かが入ってきた…。

『転入生の相葉雅紀です。』

4人:『相葉ちゃぁぁぁんっっ!』

相葉:『ただいまっ!』

4人:『おかえりっ!』

☆おわり☆ 感想待ってるヨッvvv

にのまりが掲示板に投稿した小説です★

のでもちろんフィクションです(笑)